(株)エ マ ル シ ェ

所 在 地=仙台市青葉区中央1-9-33
代 表 者=安藤 俊氏
年  商=79億4000万円(28/2期)
従 業 員=130人     資 本 金=1億円
設  立=昭和53年3月

概  況=2月27日仙台地裁に自己破産を申請、同日破産手続開始の決定が下りた(事件番号平成29年〈フ〉第120号)。
 申請代理人は、岩渕健彦弁護士(仙台市青葉区、エール法律事務所、TEL022・227・6167)ほか4名。破産管財人は斉藤睦男弁護士ほか1名(仙台市青葉区、ひろむ法律事務所、TEL022・223・2905)。
 当地有力百貨店の1社に数えられ、一時は東北地区に複数店舗を構え、平成9/2期には年商887億7406万円を計上していた。
 その後、13年9月に当時の親会社であった(株)マイカル(大阪市)が民事再生法を申請したことに伴い、当社も同法を申請(17年6月再生手続終結)。14年7月には企業再建ファンドを設立し、マイカルグループから離脱した。同年9月には(株)さくら野百貨店に商号変更し、17年4月には会社分割を実施して、青森・岩手県内の4店舗を別会社の(株)さくら野百貨店(旧商号さくら野東北(株))に譲渡、当社は仙台店1店舗の運営となり、業容は大きく縮小した。
 22年8月には現商号に変更。テナントの誘致などの打開策を積極的に進めたが、景気低迷の影響による消費不振や大手量販店の進出などにより減収基調が続き、各種経費負担などから慢性的な赤字体質に陥り、25/2期には債務超過に転落。苦しい経営が続く中で、昨年4月頃には新たなスポンサーを招いて再建を進めていたものと聞かれるが、業況に改善がなく、ついに今回の事態となった。
 負債は、28/2期B/Sによると31億5500万円。
 なお、上記の通り、青森・岩手県内の店舗は別会社(株)さくらの百貨店(青森市)の運営であり、通常通り営業を継続している。