22日千葉地裁佐倉支部に自己破産を申請した。
　申立代理人は、石井和男弁護士（東京都港区虎ノ門4－1－9・ロイクラトン虎ノ門5階、石井・岡村法律事務所、TEL.03･3436･0502）。
　ヤングレディスを対象にした靴を主体に、カジュアルウエアも一部扱い、自社ブランドとして靴で「ゴシップ」「チコリ」、服は「サンゴ」を展開する。東京都内を中心に「NOFALL」「sango」「flicka」の店名で多店舗展開するほか、専門店向け卸やアパレルメーカーへのOEMを併営、2014/8期には20店舗内外を運営し年商19億9000万円を計上していた。
　しかし、その後は市況低迷の影響などから減収基調に陥り、利益面は低調で厳しい経営を強いられていた。近時は、不採算店舗の閉鎖で9店舗まで縮小し、前記年商まで低下していたところ、今年に入り円安の影響から仕入れコストが膨らみ収益性が更に悪化、先行きの見えない状況が続いていたところ、遂に資金繰りは限界を迎え、今回の措置となった模様。
　負債は、金融債務を主体に約10億3000万円。