14日岐阜地裁に自己破産を申請した。
　申請代理人は𨦺口　崇弁護士（岐阜市、かなくち経営法律事務所、TEL.058･215･6010）ほか2名。
　ミセス向けのジャケット、コート、スーツを中心に扱い、生産は中国、ベトナムほか海外100％で、名岐地区のアパレルを主体とした販路を形成、ピーク時の2014/8期には売上高22億6000万円を計上していた。
　しかし、2014年8月末に主力取引先が倒産、翌2015/8期は売上15億2342万円に急減、多額の貸倒損失から債務超過に転落し、岐阜県中小企業再生支援協議会の支援を受ける事態となっていた。
　近時はコロナ禍もあって厳しい経営が続く中、昨年9月にコロナ特別リスケが終了、翌10月にバンクミーティングが開催され、同月から半年間の金融支援を受けることとなったが、業況は好転せず、遂に事業継続を断念した。
　負債は2022／8期B／Sによると8億9647万円。