3日東京地裁に自己破産を申請、同日同地裁から破産手続開始の決定が下りた（事件番号令和5年〈フ〉第6080号）。
　申請代理人は庄崎裕太弁護士（東京都千代田区、弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所、TEL.03･5224･5566）。
　破産管財人は樋口千鶴弁護士（東京都千代田区、上條・鶴巻法律事務所、TEL.03･5577･8236）が選任されている。
　子供服を主体に扱い、自社ブランド「KP」「CUTESY」などを展開、全国に60店舗内外の直営店を出店するほか専門店への卸売りを併営し、2012/1期には年商29億6175万円を計上していた。
　しかし、その後は市況低迷の影響などから減収基調に陥り、利益面は赤字経営で2021/1期に債務超過に転落した。また、借入負担は重く、2022年11月に動産譲渡登記がされるなど厳しい資金繰りを余儀なくされていたところ、遂に限界を迎え今回の措置となった模様。なお、3日付で当社事業は㈱W&Dインベストメントデザインによって設立された新設会社㈱KPに譲渡している。