傍系の㈱マーキュリートレーディング（所在地・代表者同、婦人服ほか縫製）ともども、5日付で事後を藤内健吉弁護士（大阪市中央区、心斎橋中央法律事務所、TEL.06･6210･2386）に委任、現在自己破産の申請準備中である。
　ミセスを対象としたボトムスを中心に婦人服全般を扱い、大阪・東京地区のメーカーに受注基盤を形成、㈱マーキュリートレーディング経由などで国内や中国の工場で生産する。法人改組後、業績は順調に進展し、2023/2期にはピークとなる13億円超の売上を計上した。
　しかし、業歴浅く資金面が万全でない中、増収ペースに繰り回しが追い付かなかったことなどで今回の事態となった模様。
　負債は、㈱G-TEXが3億7620万円（2023/2期末時点）、㈱マーキュリートレーディングが2億1175万円（2022/12期末時点）、2社合計5億8795万円。